mercari AI

About

メルカリがAIを通じて目指す未来

Background

フリマアプリ「メルカリ」は2013年のサービス提供開始以来、急速なプロダクト開発によって、より使いやすい、優れたUI/UXを提供することに注力してきました。
2017年以降は、メルカリでAIを専門としたチームを組成。UI/UX改善のみならず、メルカリをより安心・安全に使える機能や仕組みを提供してきました。
メルカリに実装されているAI技術についてはこちらをご覧ください。
今後は、さらにメルカリに蓄積されている膨大なデータを活用し、お客さま一人ひとりにパーソナライズされたサービス開発を加速させていくことを目指しています。

メルカリに実装されているAI技術を見る

Utilize AI to change billions of lives

メルカリでは、当社の掲げる「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」というミッションを達成するために、AIを活用しています。
テクノロジーの力によって、世界中の個人と個人をつなぎ、誰もが簡単にモノの売り買いを楽しめる。そんなサービスを提供するために、私たちは世界中の様々な「売り買い」の体験をよりスムーズに、より高速に、そしてより安全にするためのAIを提供していきます。

The next step towards a global circular economy

誰かにとって不要なモノであったとしても、それを必要としている誰かに行き届けることで、モノの再利用ができます。私たちはモノの寿命の限り、資源が長く利用される循環型社会の実現を目指しています。
メルカリに出品されている大量の商品を、必要な人に適切に届けるには、出品された一つひとつの商品をAIで的確に識別できるようにし、また、それを必要としているお客さまを特定し、迅速に情報を提供しなくてはなりません。そのためには、高度な画像認識や自然言語処理、統計解析など、多様なテクノロジーを活かしたAIのシステムを構築する必要があります。
私たちは「AIで循環型社会に貢献する」ことを目指して、日々プロダクト開発に取り組んでいます。

Organization

私たちは、JP版メルカリ・US版メルカリ・メルペイ・ソウゾウ、という4つの事業組織からなる共同チームです。業界最先端の技術を継続的に構築し、複数の市場でAIシステムの試行・活用を行っています。
メルカリのAIチームでは、メルカリのバリューの1つである「Be a Pro(プロフェッショナルであれ)」に基づき、AIのプロフェッショナルで構成された組織です。また同時に、個人の成長を支援する組織でもあります。トレーニングやメンタリングプログラムを通じ、一人ひとりのメンバーのさらなる成長を支援していきます。

Message from CEO

今、私たちの身の回りに、そのモノ自体の役割を完全に果たし終えるモノがどのくらいあるでしょうか?たとえ、誰かにとっての役割を終えたモノだとしても、そのモノ自体の価値が完全になくなることはないと考えています。
現在の私たちを取り巻く環境を見ると、これまでのスタンダードだった「買って、捨てて、そしてまた買って、捨てて...」という生活はもう長くは続けられないなと感じています。一つのモノをできる限り長く使い続ける、新品ではなくセカンドハンドのものも検討する、自分にとって不要になったものを誰かに譲る。一人ひとりの意識と行動の変化が環境負荷の低減につながります。環境負荷を減らすことは、我々の生きる地球を長生きさせることでもある。私たちは、この地球で生きるために、テクノロジーを活用すべきだと考えています。
メルカリは、セカンドハンドマーケットという特殊な市場を持ち、商品説明・商品写真・価格等の商品情報や、それらの商品がどのように興味を持たれ、そしてどのように売れたのか、「モノの価値」に本質的に迫るような、多様なデータを保持しています。メルカリでは、2017年よりAIチームを組成し、これらの膨大なデータの利活用を進め、AIシステムを通じて欲しい人と売りたい人のマッチングを効率化・高速化を進めてきました。
メルカリでは今後も最新のAI技術でプロダクトを進化させ、テクノロジーによって循環型社会に貢献していくことを目指します。
山田 進太郎 取締役 兼 代表執行役 CEO(社長)

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